鬼滅の刃の最新あらすじ
ここでは鬼滅の刃の最新のあらすじをまとめています
時は大正時代。炭を売る心優しき少年・炭治郎の日常は、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変する。唯一生き残った者の鬼に変化した妹・禰豆子を元に戻すため、また家族を殺した鬼を打つため”鬼狩り”の道を進む決意する。
人と鬼とが織りなす哀しき兄弟の物語が今、始まる!
よかったら見てくれると嬉しいです
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【鬼滅の刃】第187話 無垢なる人
竈門炭治郎 | この物語の主人公 |
---|---|
竈門禰豆子 | 炭治郎の妹 あることがきっかけに鬼に変化 |
我妻善逸 | 炭治郎の同期 ヘタレ |
嘴平伊之助 | 炭治郎の同期 野生児 猪の被り物を取ると美形 |
富岡義勇 | 鬼殺隊の柱 ”水柱” |
胡蝶しのぶ | 鬼殺隊の柱 ”蟲柱” |
甘露寺蜜璃 | 鬼殺隊の柱 ”恋柱” |
不死川実弥 | 鬼殺隊の柱 ”風柱” |
宇髄天元 | 鬼殺隊の元柱 ”音柱” |
時透無一郎 | 鬼殺隊の柱 ”霞柱” |
伊黒小芭内 | 鬼殺隊の柱 ”蛇柱” |
悲鳴島行冥 | 鬼殺隊の柱 ”岩柱” |
不死川玄弥 | 炭治郎の同期 ”風柱”不死川実弥の弟 |
鬼舞辻無惨 | 鬼のラスボス的存在 |
【鬼滅の刃】前話 あらすじ
死の淵に立たされた炭治郎はある映像を見ていた…走馬灯を見ているのかと感じさせられていたが
突然そこに現れた男…それこそ始まりの呼吸の剣士縁壱
縁壱の存在によってこれは先祖の記憶だということを理解し始めた炭治郎
竈門家の先祖と始まり呼吸の剣士縁壱は知り合いだったのだ
そして幸せそうな先祖を見ていると縁壱も幸せになれると言いだしたのだ
そこで縁壱は自分の生きてきた道を話すのであった
母は信心深い人でありこの世から諍い事が無くなるように毎日祈っていた、太陽の神様に私の聞こえない耳を温かく照らしてくださいと祈り、太陽の陽の絵の描いた耳飾りを作ってくれた
兄は優しい人だった、いつも気にかけてくれて…私に構うなと父に叱られても翌日には何も心配いらないと顔を腫らして笑っていた……
母が病死した後すぐに家を出て、出家するようにと言われていたが、寺には行かずどこまでも続く空の下を走り続けた
すると山の中である田んぼと畑の場所へとたどり着いた、そこには一人の女の子が立っていた
同じ年頃の子で桶を持ったまま長い間動かなかったのだ…何をしているのかと聞いてみると
その子は流行り病で家族は死に一人で寂しいから田んぼにいるおたまじゃくしを連れて帰ろうかと思っていて……しかしその子は日が暮れ始めるとそのおたまじゃくしを田んぼに逃がすのだ
連れて帰らないとかと尋ねると「親兄弟と引き離されるこの子たちが可哀想じゃ」
その言葉を聞いた縁壱はじゃあ俺が一緒に家に帰ろうと言ったのだ……
その子の名は”うた”
そして二人は一緒に暮らすようになったのだ
”うた”は朝から晩までよく喋り、うたのおかげで他人と自分の世界の見え方が違うことを知った
生き物の体が透けて見える者など聞いたことなどないと
その時初めて漠然とした疎外感の理由がわかった気がした、うたは糸の切れた凧の様だった手をしっかりと繋いでくれた人だった
それから十年後夫婦となった、そしてうたの臨月が近づき出産に備えて産婆を呼びに出かけたのだ
日が暮れる前に帰るつもりだったが途中で山の向こうへ行こうとしている老人に出会い、戦で負傷し死にかけている息子の元へ急いでいたのだ
老人を息子の元へ送り届け、遅くなったので産婆を呼ぶのは翌日にし急いで家に帰ることにした…
急いだが日が暮れ家に着くと…うたは腹の子諸共殺されていたのだ…
死んだ妻と子の亡骸を抱きかかえながら十日程立った時だ、鬼の足跡を追ってきた剣士が現れその者に弔ってやらなけれ可哀想だと言われたのだ…
縁壱の夢は家族で静かに暮らす事、小さな家で布団を並べ愛する人の顔が見える距離
手を伸ばせばすぐにつなげる届く距離…それだけでよかったのに、そんなことすら叶わない
鬼がこの世界に存在するから
そしてその剣士についていき、”鬼狩り”となった、鬼を追うものは古くから居たそうだが呼吸が使える者はいなかったので縁壱が指南することになった
そして柱と呼ばれる優秀な剣士たちは元々使っていた”炎・風・水・雷・岩”の剣術の型に呼吸を合わせることによって飛躍的に力を伸ばすことができた
その力によって勢いが増し、鬼を倒せるようになっていった
そして部下を鬼に殺された兄も鬼狩りとして力を貸してくれた
それから間もなく、鬼の元凶…始まりの鬼に出会ったのだ…
出会った瞬間にこの鬼を倒す為にこの世に生まれたのだと感じさせられたのだ
それでは「鬼滅の刃」第187話あらすじを始めていきます
始まりの剣士と始まりの鬼
縁壱の目の前に現れた男は暴力的な生命力で満ち溢れていた
火山から噴き出す岩礁を彷彿とさせる男だった、ぐつぐつと煮え滾り全てを飲み込もうとしていた
その男は「呼吸を使う剣士にはもう興味がない」と言い腕を振ってきたのだ
その恐るべき速度の速さと、間合いの広さ…!
その攻撃を避けると遥か後方まで竹が斬り倒される、かすり傷でも死に至ると感じる攻撃
縁壱はその時、初めて背筋がひやりと感じた…さらにその男は心臓が七つ、脳が五つあったという…
その瞬間に縁壱の剣技の型が完成した
それは炭治郎が知りたかった十三番目のヒノカミ神楽
その赤き炎を纏い、その男を斬り刻む
その攻撃を受けた男は自らの肉体が再生しないことに困惑している様子だった
斬られた頚を落ちぬように支えていたが繋がることはなかった
その縁一の赫刀はその男…鬼の始まりの男にも覿面に効くのだという事がわかったのだ
止めを刺す前に、縁壱はどうしても聞きたいことがあった
「命を何だと思っている」だが、その男からは答えは返って来なかった
怒りのため、顔が赤黒く膨れ上がり縁壱の言葉が届いていなかったのだ
その時、鬼の男が連れていた女に眼をやると、その女は男を助けるそぶりもせず前のりに眼を開き頚を斬られた男を見つめていた
その瞳はきらきらと希望の光を見ているかのようだった
そして鬼の男に止めを刺しに一歩前に出ると……
男から喰い絞められた奥歯の砕ける音がした…次の瞬間男の肉体は勢い良く弾けたのだ
その数は千八百に散らばっていた…その場で千五百の肉片を斬ったが残りの肉片は斬り逃してしまった
合わせれば人間の頭ほどの大きさの肉片を逃がしてしまった
その場で逃がしてしまったことで立ち尽くしていると鬼の女が悲鳴のような泣き声を出しながらで倒れ込んだのだ
その女が言葉を振り絞り頭を掻きむしったのだ「死ねばよかったのに!!生き汚い男!!鬼舞辻無惨…!」その女を宥めるように男について話を聞く縁壱
そして鬼の始祖は鬼舞辻無惨という名という事わかり、その女からもう縁壱が死ぬまで姿を現さないだろうということもわかった
そして鬼舞辻無惨から解放された女にこれから鬼舞辻無惨を倒す手助けを頼むのだった
鬼狩りを追放
その女の名は「珠世」悲しい目をしていた、それから間もなくして鬼狩りの仲間が駆けつけた
その仲間から兄が鬼となったことを知らされた…そして鬼の始祖を倒せなかったことと、鬼の女珠世を逃がしたこと
兄が鬼となったことの責任を取るため鬼狩りから通報されたのだ
一部の者からは自害しろという声も上がったぐらいだ
炭治郎の祖先の炭吉はその話を聞き、縁壱は何も悪くないというが
自分は鬼舞辻無惨を倒す為だけに生まれてきたのだと……それなのにしくじっていまったこと心苦しく思っていた
あまりに多くのことが縁壱の身に起こりすぎて炭吉はかける言葉が見当たらなかった
その時、炭吉の娘が抱っこと甘えてきた…炭吉が「抱いてやってください、高く持ち上げてやると喜ぶのであなたはわたしより上背もあるし…」と言われ、縁壱は持ち上げてみる
するとキャハキャハと喜ぶ娘に、その喜ぶ笑顔に自然と涙が溢れてきた……
その笑顔に糸が切れたように崩れ落ち、抱きしめるのであった…
【鬼滅の刃】第187話をまとめてみると…
今回の話は炭治郎が視る先祖の記憶
明らかにされる過去、縁壱と無惨の対決…
鬼の始祖である鬼舞辻無惨の力を初見で躱し、さらに無惨を追い詰めるまで力を見せつけますが
無惨は自ら、肉体を弾けさせ逃げるのです
祖先の記憶で炭治郎は何を感じるのでしょうか…
これからの鬼滅の刃が楽しみです
また見に来てください